日本スヌーズレン協会の紹介
日本スヌーズレン協会は、全国の実践者・研究者が集まり、1999年に設立した団体です。日本で最初にスヌーズレン実践に取り組んだ島田療育センターを中心に全国で先駆的な取り組みを行っていた実践者の「スヌーズレンの理念を日本に浸透させたい」という思いから、設立当時より、スヌーズレンの創始者であるアド・フェルフール氏をはじめ、ヨーロッパにて第一線で活躍されている実践者をお招きしスヌーズレンセミナーを開催するなど、日本におけるスヌーズレンの啓発とその発展に寄与してきました。
日本で培われ蓄積されてきたスヌーズレン実践に関する情報交換、啓発のための入門講座、ニュースレター「スヌーズレンジャパン」の発行、施設団体に対する講師派遣、実習・見学施設の紹介などの活動を行っています。また実践者スキルアップのためのスヌーズレンパートナー養成講座などを開催しています。
これからも、日本スヌーズレン協会は、当協会顧問であるスヌーズレン創始者アド・フェルフール氏の考えるスヌーズレンを日本に伝えるとともに、各地の実践者と連携を大切に、日本で培われた実践をより深みのあるものにするために活動いたします。
太田 篤志:会長
(プレイジム 代表)
本協会も20年目となりました。日本においてスヌーズレンは幅広い領域に広がりをみせ、協会の役割も啓発的活動から、理論・実践モデルの構築、実践者の養成と連携へシフトしてきているように思います。また国際スヌーズレン協会(ISNA-mse)との連携事業などもスタートしており、多くのミッションを、会員の皆様と一緒に実行していきたいと考えています。そしてスヌーズレンの実践を通して、その背景にある創始者Ad Verheul氏が掲げるオープンゴールの理念が日本に浸透していくことを願っています。
小菅 秀泰:チーフ・スーパーバイザー
(コス・インターナショナル 代表)
スヌーズレンはその理念のもと、益々世界に広がっています。一方でスヌーズレンの環境の使われ方が変化したり、用途も広がり様々な方面で発展してきているのも事実です。ただ、どのように展開されるにしても、その中でまずは原点となるスヌーズレンの考え方を大切にして頂きたいと思います。既にスヌーズレンを実践され、今更また理念?と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、コアとなる理念をより皆様に理解して頂けるよう、努力して行きたいと考えています。
理事 会長: 太田篤志 (プレイジム)
理事 チーフ・スーパーバイザー: 小菅秀泰 (コス・インターナショナル)
理事 チーフ・スーパーバイザー: 照井美樹子 (スヌーズレンとおもちゃの広場)
理事 チーフ・コーディネーター: 楯 佳子
理事: 尾本重治
理事: 金瀬真弓 (大阪府:社会福祉法人嘉誠会 ヴァンサンクの郷)
理事: 井上知晃 (岡山県:社会福祉法人旭川荘)
監事: 鈴木清子 (島田療育センター)
監事:
顧問: Ad Verheul (スヌーズレン共同創始者 Centre De Hartenberg)
顧問: Maurits Eijgendaal (国際スヌーズレン協会 ISNA-mse 会長)
連携
国際スヌーズレン協会(ISNA-mse: International Snoezelen Association - Multi Sensory Environment)と連携し、スヌーズレン実践者の養成講座などを実施しています。